メイクアップラボ#14
リップメイク
どこの化粧品メーカーも春先になると口紅に力を入れ、TVCMでも多く見られる傾向にあります。
マスカラ中心の目力アイメイクは定番となり、おそらく一人が何本もマスカラを持っているのではないかと思います。次は、口紅! 魅力的な目の次は、魅力的な唇となるのも自然な流れかもしれません。
異性の目を気にする傾向があることは否定はできませんが、同性でさえ同様でしょう。薄い唇だと寂しい感じや冷たい印象を与え、厚い唇だと暖かく優しい印象を受けます。癒し系の流行からか、ふっくらとした唇の方がポイントが高い傾向が続いているようです。
流行にも乗りたいけど唇が薄い場合はどうする?
海外では、流行に合わせ唇の厚みを整形する人さえいるようですが、日本ではまだ今のところあまり多くは無いのではないでしょうか。そこで、メイクのスキルで流行の唇を手に入れることはできないでしょうか?
- 色でふっくら
- 口紅の色を2色以上使ってみましょう。
- 唇の端(口角)側は濃い色合いの口紅を塗り中心は淡い色合いの口紅をもっていくと厚みのある唇に見えます。 2色以上使ってグラデーションを出すように塗っていくと一層立体感が得られます。 (下、左図参照)
- 輪郭で色っぽく
- 唇の山を丸みのある輪郭に描くと優しい感じを得られます。 また例えば、マリリンモンローのよう唇の山を外側になだらかに描くと色気を演出してくれます。
- 唇の山が尖っていたり、中心に寄っていたりしたら、コンシーラで消してやることで輪郭の修正が楽にできます。 (右図参照。
- 最大限に大きく
- 口紅を2色使います。
- つけたい口紅の色よりも濃い色の口紅または、リップペンシルで、実際の唇よりひとまわり大きく描きます。 それから、全体に使いたい色の口紅を塗っていきます。 ただし、口紅の色が唇の色よりも濃い色の場合に限ります


尖ったリップペンシル
人によっては芯を丸めにしてから描くようにするとラインのギザギザ感が減るので失敗も少なくなるとも言われていますが、輪郭の修正や左右がきれいに対象で無い場合などには尖ったリップペンシルを使用しラインを描きましょう。