メイクアップラボ#20

アイラッシュ

付けまつ毛、アイラッシュは「大げさで濃い顔」のイメージもあり、普段使いには抵抗がある人も未だ少なからず居るように思います。以前に比べると商品のバリエーションも豊富になりまた、とても手軽に安価で入手も容易になってきました。

しかし、メイクアップの仕事に行くと「付けたいけれど自分ではちょっと自信がない」と耳にすることもあります。

付け方のコツさえ習得すればマスカラを利用するよりも綺麗で効果絶大、メイクの時短にもなります。そして、バサバサまつ毛の心配もありません。

まず注意する点は、買ってきたアイラッシュをそのまま使わないこと。ここでも下準備さえきちんと出来ていれば、大袈裟なイメージでは無い自然で長いまつ毛を手にいれることができます。

下準備と着け方のポイント

アイラッシュをケースから取り出したら
ケースに固定するためにもともと付いているノリで、既にある程度のベタつきがあります。仮で目にのせてみます。
目の幅よりも長い場合は、目の幅と同じ長さか、少し長めにカットします。ケ切れ長に見せたい場合は1mm程度長くしてみます。
毛の長さを調節する
もちろん、毛の長さはそのままでも構いませんが、カットして調節することでで更なる効果を得ることができます。
重複になりますが、切れ長の目にしたければ目頭部分をカットして目尻にアクセントがくるようにします。例えば、目が離れぎみの場合は、目尻部分を少し短くした方が目頭にアクセントがきます。
アイラッシュにクセ
目尻部分を上げるか下げるかで印象も変わってくるので、この時点でアイラッシュにカーブを付けるように指で曲げます。
デュオ等の専用ノリを付けます
アイラッシュに直接ノリをつけるのももちろん構いませんが、手の甲にノリを取りその上を撫でるようにしてノリをつけてあげると、つけ過ぎやつけ損じ部分も無くなります。
その際、目尻と目頭部分に多少多めにを心がけます。ノリにも種類が多く被れる場合もあるので、予めテストしてみると良いでしょう。赤味やかゆみがでたら使用を控えます。
付属のノリは接着力が弱い場合や質が低い場合もあるので、外出の前に一度試してみることをお勧めします。
アイラッシュを着けます
顔は真っ直ぐで目線を斜め下にして、アイラッシュを着けます。
釣れている箇所はないか、角度はどうか、左右違っていたらその部分を剥がしずらしたりして、調整・修正します。そして、軽く押さえノリが乾いて透明になったらOKです。
完全に乾いたら軽くビューラーを
ビューラーを用いることで、自分のまつ毛とアイラッシュが一体となります。
また、アイラッシュの上にアイラインを引いてあげるとより一層目の印象が強くなります。その際、アングル付きのブラシ等を利用すると作業がぐっと楽になります。道具を選び上手く使うのもスキルの一つですね。
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使用後の取り外したアイラッシュは、ノリの部分を剥がしてケースに戻しましょう。ヨレて使えなくなったアイラッシュも使える部分を残すようにカットして目尻部分に使ってみたりとまだまだ活用が可能です。

一度使ってみるまでちょっと抵抗も感じるアイラッシュですが、使い慣れるとハッキリと効果も実感できる癖になりそうなアイテムかもしれませんね。 最近はマストアイテム的位置にあるようでますが。

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