メイクアップラボ#06
あなどれないベースクリーム
ベースクリームに関しては「使わなくて良いのでは?」「手順だから、一応塗っています。」と、こんな方が結構多くいらっしゃるのではと思います。
一般にベースクリームの役目として知られているのは、化粧水などの水分保湿効果を高めるためにや、ファンデーションの伸びを良くするためまた、最近ではUV防止効果のあるベースクリームに紫外線対策を求めたりでしょうか。
そして、意外に知られていない役割としてファンデーションを肌に定着させるという大きく大切な役目があるのです。ベースクリームは、粘着剤のように肌とファンデーションをしっかり密着させるという本来の重要な仕事を担っている訳です。
塗り方としては
顔全体にできるだけ平均的に、均一に塗るように心掛けます。
ベースクリームの塗れていない箇所は、塗れている箇所に比べファンデーションが滑る状態なのですぐに化粧崩れを起こしたりします。また、紫外線対策のベースクリームを塗っているから万全と思っていても、きちんと塗れていなければそこは穴の空いた状態な訳で特にその部分に日焼けをもたらしてしまいます。そこで、ベースクリームがきちんと塗れているか確認してみる簡単な方法があります。
ベースクリームが塗れているかの確認

ベースクリームを塗り終えたら後指に何も着いていtないきれいな状態にします。そして、指のはらの部分を使い額から下に向かって優しく指を滑らせてみます。
指が肌に引っかかるような感覚があれば、きちんとベースクリームが塗れている状態です。また、指がすべる箇所はベースクリームの量が多いか、まったく塗れていないかのどちらかです。同じように頬などもチェックしてみましょう。
何度か確認しながらベースクリームを塗るようにしていけば、ベースクリームの適量も自然と掴めてきてその一連の手の動きも決ってきます。そして、塗り残しも無いようになり塗る作業の時間的な短縮もなされることでしょう。
ベースクリームを上手に使って化粧崩れ知らず、ついでに紫外線も阻止してしまいましょう。