肌との会話2、肌が求めているもの・水分とオイル

前回のマッサージに続き、肌との会話2ということで、肌が欲しているものの見極めについてです。

最近では、食品メーカーや異業種メーカーからも様々な基礎化粧品が発売され、「自分の肌を知る」「肌からのメッセージ」「肌に合った化粧品選び」という見出しの雑誌や新聞広告を毎日のように目にします。

魅力的な選択肢が多くあるということで、「これはいいかも」「あれもいいかも」とか「効果はどうなのか?」等々の理由から、皆さんもいろいろな化粧品を試されていることと思います。

誰でも、シワ、タルミ、ニキビ、くすみ、毛穴、この全てを「ひとつの化粧品で賄えれば・・・」と思っているのは、間違えありません。

また、たとえ、そのような効果を歌った化粧品があったとしても、残念ながら全ての人に同様に効果が得られるとは限りません。それでは、どうすれば良いでしょう。 それぞれに効果がありそうな、自分の肌に合う化粧品を各自見つけ出さなくてはなりません。

手間とお金を惜しまないのであれば、実際に全てを試し効果があった物をだけを選別することも可能でしょう。 確実性から言えば、それが最良かもしれません。

個々の目的には合ったものを幾つか見つけたとして、化粧品には食べ合わせのような問題は無いのでしょうか? 肌でそれぞれの成分が混ざり合っても効果的に作用してくれるでしょうか? また新しい疑問が湧いてきます。

そこで、少し視点を変え「本来の肌が欲しているものは何?」と肌に問いかけてみます。

シワ、タルミは、水分。 ニキビ、くすみ、毛穴の黒ずみは、汚れ。 結局のところ、クレンジングと化粧水に落ち着くのではないでしょうか。 私は、基礎的なものが最も大切に思えます。 綺麗に、清潔にして潤いを保つ。

「その肌はどう保たれていますか?」との問に、「別に何も気を使っていませんが、洗顔は欠かさずそして、化粧水だけです。」 という会話は記憶にありませんか? これが、大きなヒントです。 過去の結果が現在ということ?

クレンジングに関しては、以前のラボ#10「クレンジングについて」でも取り上げたことがあるので、今回はその後のお手入れを考えてみることにします。

前田京子さん著『シンプルスキンケア』という本を手に取り、「そうそう」とうなずきながら読ませて頂きました。 内容は、「水・オイル・花」という身の回りに存在する簡単なものなのですが、皮脂腺が皮膚の表面を覆って水分蒸発を防ぐこと。 また、十分な皮脂をまんべんなく生み出すまでに30分から2時間ぐらいかかるなど、専門的なことも触れられています。

水分(化粧水)+オイル(美容液やクリーム)それに、心のコンディションを整えてくれる精油(エッセンシャルオイル)、この組み合わせで手軽に効果的な化粧品が作れるというものです。 まさに,基礎化粧品の真髄ですね。 これだけで十分に足りるのです。

「手作りの化粧品が良いの?」と質問されそうですが、それも選択肢の一つだと考えます。 成分が確実に判っているということは、安心要因の一つでありそのうえ、台所のオイルが美容液なんて、なんとも安上がりですね。

「自分で作るんですか?」と聞かれそうですが、そう言うことでなく、肌に合った化粧品を選ぶにあたり化粧水やクリームの役割をしっかりと考え、理解して選択できているかが課題だと言いたい訳です。

乾燥するので、水分をたっぷりという方も多いでしょう。 しかし、水分が足りないのか、本当は皮脂が足りないのかを見極めなくてはなりません。 それによって、クリームの量も種類も違ってきます。

「それで、どうしたらいいの?」と思われるでしょうが、皆さんは使用後の肌の変化を良く観察していますか?  付け終えたら満足・・・ではありませんか?  新しい化粧品が出てその宣伝コピーに魅せられただなんとなく付けていたのでは、効果は得られません。

化粧水はしっとりするけど、すぐに乾燥した感じがあればクリームや美容液が保護の役割をしていなからです。 そして、ベタベタする感じが残っている場合は、自分の皮脂よりも脂分が多い訳ですから、改善しないといけないことになります。

一度にいろいろ試そうと思うと大変なので、まずはこの2点の様子を見ながら、美白成分やリフト成分をプラスして行けば良いのではないのでしょうか。また、年齢や季節、体調等のファクターによっても肌が違っている訳ですから、常に肌に問い続けないといけない訳です。

結局の所、常に「自分に合った化粧品は自分の肌に聞きなさい。」なのです。 そして、しっかりと意識して化粧品を付ける、これだけでも肌の状態は違ってくる筈です。 夢を叶える方法と同じですね。

あなた自身の肌です。 「なんとなく」ではいくら高価な化粧品を買い揃えても全く意味がありません。